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うっとり静岡旅行

静岡には、素敵な美術館があります。
秋野不矩美術館と、ねむの木美術館です。

建築家の藤森照信さんが気になって気になっていて、でも、今まで写真でしか見たことがなかったので、二つも見れます。
いつも雑誌とかで、「おおっっっ!?」と思うと、建築・藤森氏だったのです。
写真で、そうなのだから、実物はすごいだろなーとワクワク出かけました。

すごかったです!
建築のことなんて何にも知らない私ですが、両方とも、すごくすごく手が込んでいて
愛情いっぱいでした。土壁の塗った感じとか、天井までずーーーと塗ってあって
模様なんてもう見えないのに、よーく見ると律儀に模様が入っていて。
角もまあるくしていて、角張ってない。
扉や窓枠、柱にも、木を削った跡模様がきれいにつけられていて。
トイレの男女の標識さえも手を抜かず、むしろ、力込めてます!


「ねむの木美術館」
屋根がかわいい。行き当りばったりで、何も考えずに紐作りで土を積み上げたら出来そうな形。と、失礼な考えの私・・・
でも、藤森さんは、ちゃんと考えて設計されて、この形をつくったのだと思います。
絶対に。
その、自然な形が、考えて出来るってすごいなーーー

中は、真っ白な子宮の中でした。
うっとり、ぼんやり、境目が分からない感じに陥りました。

うっとり静岡旅行_f0231568_733832.jpg




秋野不矩美術館は、また後ほど。
by saraya-pottery | 2010-07-05 07:19 | よしなしごと